こんにちは、藤村雅子です。この前、ご近所さんと縁側でお茶を飲みながら、昔の素朴なおやつの話をしていたときのこと。「そういえば、きな粉ってカロリーが高いのかしら?」と、ふと聞かれたんです。たしかに、私が若いころにも「カロリー」という言葉はありましたが、家庭ではほとんど気にされていませんでしたね。戦後しばらくは、栄養といえば「ごはんをしっかり食べる」「おかずと野菜も忘れずに」といった感覚が中心で、食べ物を数字で見る習慣はあまりなかったように思います。けれど今では、健康や体重の管理に役立つ目安として、カロリーを知っておくことも大切になってきました。そんな中で、きな粉は昔から身近でやさしい味わいですが、その中には意外としっかりエネルギーも詰まっています。今日は、小さじ1杯からの量別カロリーを見ながら、無理なく取り入れるための知恵もご一緒にお伝えしてまいりますね。きな粉のカロリーは高い?きな粉のカロリーは、無糖タイプで100gあたりおよそ450kcalほどといわれています。数字だけ聞くと「まぁ、そんなにあるの?」と少し驚かれるかもしれませんね。参考までに、ほかの食べ物と比べてみましょう。白ごはん(100g)…約156kcal食パン(6枚切り1枚・約60g)…約149kcal小麦粉(100g)…約349kcalピーナッツバター(100g)…約599kcalきな粉(100g)…約450kcalこうして見ると、きな粉はごはんやパンよりは高めで、ナッツ類に近いエネルギー量があることがわかります。体にやさしい印象のあるきな粉ですが、実はしっかりとした栄養とエネルギーを備えた食べ物なんですね。では、ふだんよく使う分量ではどうでしょうか。小さじ1杯(約2g)…約9kcal大さじ1杯(約6g)…約27kcal10g…約45kcal20g…約90kcal30g…約135kcal数字だけ見ると少し構えてしまいそうですが、少量ずつ使うぶんにはそれほど気にしなくても大丈夫。私も毎朝のヨーグルトに大さじ1杯ほど混ぜていますが、それで一日のカロリーがぐんと増えるわけではありません。大切なのは「ちょうどよく、毎日つづける」ことなのだと思います。 加糖タイプのきな粉のカロリーは?きな粉の中には、あらかじめお砂糖が混ぜてあるものもありますね。お餅にさっとまぶしたり、おはぎを作ったりと、とても手軽で便利なものです。ただ、そのぶん「熱量(カロリー)が高いのでは…」と気にされる方もいらっしゃるようです。実は、この砂糖入りのきな粉は、100gあたりおよそ420kcalほど。ふつうのきな粉(約450kcal)より、ほんの少しだけ控えめなんです。 「お砂糖が入っているのに、どうしてかしら」と思われるかもしれませんね。これは、お砂糖のほうがきな粉よりも少し熱量が低いため、お砂糖が加わることで全体のきな粉の割合が減り、そのぶん全体の熱量もわずかに下がるからなんです。分量で見ますと、大さじ1杯(約8g)でおよそ33kcal、小さじ1杯(約2g)で8kcal前後。ただし、お砂糖が入っているぶん糖分はしっかり増えていますから、糖分を控えたいときは「砂糖の入っていないきな粉」を選ばれると安心です。私も、お正月にお餅をいただくときには少しだけこの砂糖入りを使いますが、ふだんは必要なときに自分で甘みを加えるようにしています。おいしさも大切にしながら、からだにやさしい食べ方を選んでいきたいものですね。きな粉を1日に食べて良い摂取量とは? 食べ過ぎに注意しようきな粉のカロリーを抑える食べ方きな粉は、ほんの少しふりかける程度なら、それほど高い熱量(カロリー)ではありません。けれど、合わせる食べ物によっては、全体の熱量がぐんと上がってしまうこともあります。たとえば、きな粉餅。昔からの定番で、私も子どものころから大好きなおやつですが、お餅そのものが意外としっかりした熱量がありますからね。そんなときは、無糖のヨーグルトや無調整の豆乳など、軽めでからだにやさしい食べ物と組み合わせると安心です。甘みが欲しいときは、甘酒や熟れたバナナをほんの少し加えると、やさしい甘さで満足感も出ますよ。いまはカロリーゼロの甘味料もありますから、上手に使い分けながら、自分のからだと相談して楽しんでくださいね。ダイエット中でもきな粉は使える?私のまわりにも、きな粉をダイエット中のおやつ代わりにしている方がいます。たんぱく質と食物繊維が豊富なので、少しでも満足感が得られやすいのだそうです。たしかに、口さみしいときに甘いお菓子を食べるより、きな粉を少しふりかけたヨーグルトなどのほうが、からだにやさしいですね。ただ、大さじ1杯でおよそ27kcalありますから、調子に乗ってたくさん食べてしまうと逆効果になってしまいます。私は、1日に大さじ1〜2杯(約6〜12g)を目安に、「ちょっとずつ楽しむ」ようにしています。無理をせず、ゆっくり続けることが、何より大切だと思うのです。無理なく続けるきなこダイエット|効果と正しい食べ方ガイドまとめきな粉は、昔ながらの素朴な食べものですが、意外としっかりエネルギーを持っています。けれど、小さじ1杯や大さじ1杯程度なら、日々の食卓にも無理なく取り入れられる分量です。お砂糖を加えずに使ったり、軽めの食材と合わせたりすれば、熱量を抑えながらおいしく楽しめます。カロリーを気にされる方も、きな粉の特性を少し知っておけば、安心して暮らしに取り入れられるはず。適量を守りながら、毎日のごはんにほんのり香ばしさと栄養を添えてみてくださいね。藤村雅子でした。またどこかで、きな粉のお話ができる日を楽しみにしています。参考文献https://calorie.slism.jp/104029/(参照日:2025/7/6)